2012/07/07

110706_APP arts program_35

今回のプログラムではゲストに京都市立芸大の大学院生の入澤聖明さんをお迎えしました。前期のプログラムでは富本憲吉を中心に大正・昭和初期の工芸の動向を追ってきましたが、今回はより現代に近い1970年代、80年代の現代陶芸について発表をしていただきました。発表では、主に1970年代の現代陶芸の動向を再検証するために、当時の国立美術館で開催された陶芸・工芸の展覧会の変遷を追うとともに、70年代の言説として乾由明、鈴木健二の文献から当時の現状について指摘していただきました。後半のディスカッションでは70年代の陶芸の状況を踏まえつつ、現代における陶芸・工芸表現のあり方について議論を行ないました。


今週のプログラムの風景は画像データ不良のため上げることが出来ませんでした。

 次回は中村裕太さんに前期のまとめとして「富本憲吉から何を引き継ぐのか(仮)」について発表をしていただきます。
次回APP arts program_36は、【7月13日(金)19:00−@陶芸コース資料室】で行います。是非お誘い合わせの上ご参加いただければと思います。