今回のプログラムでは、具象的な陶芸作品について大学院生の西紗智子さんに発表してもらいました。発表では「人のかたち-もうひとつの陶芸美」展にみられる1950年代以降の具象的な陶芸作品を紹介した上で、欧米における陶という素材に対する認識や彫刻作品との相違点について指摘しました。
また洋画コースの大学院生と三回生にも参加してもらい、立体と平面というそれぞれのメディアにおける具象性の差異についても話し合いました。
次週は今回のプログラムを踏まえた上で、陶芸における現代作家の具象的な表現の傾向について話し合っていきます。
次週のAPP arts program 09は【6月3日(金)19:00-@資料室】にて行ないます。