前回から引き続き、具象陶立体をテーマとしてプログラムを進めました。冒頭に大学院生に現在活躍している陶芸作家を数名上げてもらい、その上で積極的に具象的なモチーフが選択されていることの意味合いについて話し合いました。なかでも「ZIPANGU/ジパング」展における「日本的な」モチーフの選択や、奈良美智のセラミック・ワークス展をどのようにとらえるのかについて議論しました。
次回はゲストに石塚源太さんをお迎えし、自身の作品についてお話して頂きます。石塚さんは漆を素材とし、その塗面を特異な観点から作品化されています。また、同日の14:40-からの素材演習1C@窯場にてワークショップも行なって頂きます。興味のある方はそちらも覗いてみて下さい。
《未知なる消失点》 2010 漆 乾漆技法 h27x∅56(cm)
次回のAPP arts program 10は一週空けて、再来週の【6月17日(金)19:30-@資料室】にて行ないます。