APP arts program 2012:作り手のための工芸論
私たちの作品のルーツはどこにあるのか。そして、どのような「アイディア」をもって制作をおこなっていくのか。そのような問いに有効な工芸論とはどのようなものでしょうか。そこで、今年度のAPP arts programでは「作り手のための工芸論」というプログラムを展開します。単に工芸史を学ぶことではなく、制作にアイディアを与えてくれる「作家の言葉」に着目し、それらの工芸理論がいかに有効であるのかを探っていきます。
本プログラムの前半は、近代工芸、特に富本憲吉という作家を題材に展開していきます。後半は、各回にゲスト講師をお迎えし、それぞれのテーマに沿ったレクチャーを行います。また各回を通じて、はじめにレクチャーをおこない、そのあとにメンバーを交えてのディスカッションという構成で進行していきます。
初回のプログラムは4月13日(金)の19時より精華大学風光館1F資料室にて行ないます。参加希望の学生は必ずご参加下さい。
なお本プログラムは学生主体で運営していくため、単位履修科目ではありません。
日時:前期期間(4月13日−7月13日)の毎週金曜日19時から
会場:陶芸コース 資料室
定員:10名程度
担当:中村裕太、鈎一馬、山極千真沙